顧客が満足するとどうなるか？
　
顧客満足の目的を考える前に、顧客が満足するとどうなるか？ということを考えましょう。
　
・顧客が満足することで、利用頻度が増える
・顧客が満足することで、客離れを防ぐことができる
・顧客が満足することで、他の顧客を連れてきてくれる
・顧客が満足することで、より多くお金を使ってくれる
　
結果的に、売上が安定する、もしくは売上が上がる。
　
売上＝顧客満足度とも捉えることができる。
　
やはり、営利企業の場合は、顧客満足の目的は売上ということになるのかもしれません。
　
しかし、ここは人が行うビジネスであります。お金お金というと、なぜか拒否反応を示してしまう人が多分にいます。
　
そこで、顧客満足を実行させる側は、顧客に満足してもらうと、自分自身にどんな気持ちが起こるか？考えてもらいましょう。
人に満足してもらって、喜んでもらう、さらにはお礼のお手紙なんかが届いたりすると、従業員はお金以上に自尊心が高まり、仕事がより楽しくなっていきます。そうです、人として顧客と関わる上での、あなた自身の為なのです。
　
顧客は、顧客満足を提供した、あなたに満足したのです。満足の度合いが深ければ、仕事だけの付き合いに留まりません。人としての関わりが深まれば、あなた自身の人生が深まることになります。これは会社とは関係無いことです。あなた自身の、人徳が高まるということになります。
　
改めて、考えてみると、顧客満足の目的は、自尊心や人徳を重ねたいと思う、あなた自身のためにあるということになります。
　
もっと解りやすく言えば、あなたが多くの人に好かれる為に行うのです。